IDC調査のインサイトを活用し、自社のコアビジネスを関連市場に戦略的に拡大
大手通信事業者が、通信分野の枠を超えて事業を拡大

背景
アジア太平洋地域の大手通信サービスプロバイダー(CSP)は、現在のオーストラリアとニュージーランドにおけるICTの市場機会を深く理解する必要がありました。収益源の多様化を目指しており、その対象は中核の通信サービス、モビリティ、IoT(Internet of Things)事業から、ハードウェア、ソフトウェア、専門サービス、マネージドサービスにわたるIT市場の関連市場にまで拡大しています。同CSPは、どの主要なICT製品、どの顧客セグメント、どの業界、どの州に対し、営業、マーケティング、運用の各リソースを集中させるかを決定するために、カスタム調査を必要としていました。
ソリューション
複数の分野にわたるIDCアナリストがプロジェクトに参加して、約60のICTソリューションカテゴリー/サブカテゴリー別の5年間の収益予測を提供しました。包括的かつ統合的な分析は、通信固定回線、モビリティ、IoT(Internet of Things)、顧客コンタクトセンター、ネットワーキング、サイバーセキュリティ、UC&Cなどの重要な新興市場領域をカバーしました。
成果
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信頼性の高い年間市場予測と成長率を把握し、TAM(潜在市場規模)を推定。
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戦略計画をサポートする洞察力のある定性分析と業界動向を把握。
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より最適な優先順位付けとリソース割り当てのための詳細な業界および顧客セグメンテーションを実施。